介護保険導入後、ホームヘルパーは、在宅介護の重要な担い手として、家事の援助や介護を行うようになった。
資格の有無が、問われる仕事だが、実際には、資格以上に、経験と人間性が問われる専門職なのである。
そのために、資格をもつ新人よりも、無資格者のベテランの方が、仕事ができるということもあるのだ。
しかし、ホームヘルパー養成講座で、学ぶ総合的な知識は、仕事をするなかで生きてくることが多く、知識と技術を持ち現場の経験を積み重ねて、本物のホームヘルパーに、なっていくといえる。
何故難しいのかといえば、この仕事は知識と技術だけではなく、「他人の家に入る」ということが、大きな特徴であるからだ。
このことに、ヘルパーの難しさと「やりがい」が生じてくるのだ。
自宅に来て、援助してくれるホームヘルパーの存在は、利用者と、その家族にとっては、なくてはならないものになってくる。
そうして、ヘルパーの質は、利用者と家族の生活に、おおいに影響を与えることになるからだ。
介護サービスの内容にもよるが、利用者側が、自宅の鍵をヘルパーに預けるケースも出てくるのだ。
夜中の身体介護ともなれば、寝静まった家の鍵を開けて、寝室に入ることもある。
これは単に技術の問題ではなく、利用者・家族に、信頼を得られるかどうかの問題となる。
ヘルパーの仕事は、住まいと仕事場が同じエリア内が多く、良い噂も悪い噂も伝わっていく。
気の抜けない仕事、人のためになる仕事だからこそ、やりがいがある仕事なのだ。
世の中には沢山の専門職があり、その専門職ごとにやりがいがある。
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